『暴力的なゲームで遊んだ子どもは「攻撃的」になるのか:英国の長期調査』(WIRED.jp),
社会経済的な状況、家族構造、いじめ被害、メンタルヘルスの家族履歴、IQなどの要素を考慮に入れた分析の結果、8~9歳頃に暴力的なゲーム(この調査ではシューティングゲーム)をプレイしていた子どもたちが、その後行為障害的な状態を見せる可能性はわずかだけ上昇した。しかし、統計上有意の境界線上であり、影響は弱い、と研究者は結論づけた。
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また、これよりも前に米国で行われた長期間の調査では、この問題をより深く考察した結果、暴力的なゲームと行動には関係がないことがわかったとしている。
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2014年に完了したこの調査は、暴力とヴィデオゲームを巡ってメディアで繰り広げられている議論は、貧困や教育など、さらに重要な問題から「社会の注意をそらせるもの」だと結論付けている。