STAP騒動、Nature誌がつけるべき落とし前』(JBpress),

実は、幹細胞の分野では再現性がないため“消えつつある”幹細胞がすでにいくつもある。
(snip)
科学界では消えつつあっても、話題になった研究は一般の人々の記憶に残る。それが、科学的根拠に乏しい幹細胞治療がはびこる一因にもなっている。
(snip)
こうした事情もあり、わざわざコストをかけてでも、きちんと否定する論文が幹細胞の分野では出始めている。
(snip)
きちんと否定しておかないと、「実はできていたんですよ」などと言って、あやしげな治療に名前を使われかねない。データを載せて失敗を報告した論文は、こうしたときに武器になる。