『「フクシマを描く善意が差別や偏見を助長したかも」 絵本作家の松本春野さん』(毎日新聞),
「放射線に対する不安」が出てくると熱心にうなずき、「不安」に対処するために放射性物質を徹底的に測るという対策については共感を示さない。福島の人が悲しい顔をすることを期待していたんですね。そういう心の動きが顔に出ていたと思う。
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−−「見たい福島の姿」だけを見ていた?
松本さん そうそう。
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社会問題を扱った作品に限っていえば「かわいそう」だと思われる絵の方が受け入れられることが多い気がします。