ブラウザのプライバシーモードを無視してしまう「スーパークッキー」とは?』(GIGAZINE),

しかし、ソフトウェアコンサルタントであり、RadicalResearchの運営者でもあるSam Greenhalgh氏が、非常に単純な方法でユーザーがプライバシーモードを使ってもその効果を無効化してユーザーの行動をトラッキングしてしまう手法を考案しました。
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Sam Greenhalgh氏が公開している上記リンクにアクセスすると、ユーザーごとに個別のトラッキングIDが青色部分に表示されます。これはユーザーが使用しているウェブブラウザに関する情報から自動生成されるもので、このデータは一度生成されると自動でブラウザ上に保存される、というまさにクッキーそのものな機能が働きます。
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ユーザーが何かしらの特別な対処を取っていない限り、スーパークッキーはユーザーがプライベートモードを使用していても、ユーザーのブラウジングを追跡可能とのこと。ただし、Firefox 34.0.5よりも最新のバージョンでは、プライベートモードになるとIDが変化するようになっており、スーパークッキーを使ったトラッキングは不可能となっています。