信じられないことだが、クリス・ムーニーが米評論誌マザー・ジョーンズに書いた記事によれば、分別のない親たちが子供への予防接種だけでなくビタミンKの接種まで拒否し始めているという。
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そのため、乳児ビタミンK欠乏性出血症にかかった赤ちゃんを連れて、救急外来にかかる親たちが出てきているという。
ジョーンズは、母乳のみで育てたい場合は特にビタミンKが必要だと指摘する(粉ミルクはビタミンKを配合している場合が多いため)。なんとも皮肉な話だ。ワクチンやビタミンK接種を敵視しがちな人々は、母乳育児を宗教のようにもてはやしてきた人々と重なるのだから。