食品ラベルから消える「ナチュラル」の表記』(Wall Street Journal),

背景には、ポテトチップ、アイスクリームからグラノーラバーに至るまで、あらゆる食品の「ナチュラルさ」に異議を唱(とな)える訴訟が起きていることがある。
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問題は「ナチュラル」という言葉に明確な定義がないことだ。
米食品医薬品局(FDA)の広報担当者によると、FDAに定義はないが、長年の指針があるという。それは、「ナチュラル」が「人工物ないし合成物(全ての着色添加物を含む)が食品に入っていない、ないし加えられていない」ことを意味するとみなす、という指針だ。FDAのウェブサイトには、「『ナチュラル』な食品の定義は難しい。なぜなら、食品は恐らく加工されてきており、その時点で、もはや地球の産物ではないからだ」と書かれている。