『風力エネルギーの影、タービンの限界』(ナショナルジオグラフィック),
ドイツのマックス・プランク生物化学研究所(Max Planck Institute for Biogeochemistry)が2011年に発表した論文はもっと憂慮すべき問題を提起している。地球上を吹く風から最大の電力を得ようとすれば、大気中の二酸化炭素が倍増した場合と同等の気候変動を引き起こしかねないというのだ。
ハーバード大学のキース氏も、少なくとも10年程度で、ウインドファームは局地的な気候変動を引き起こすくらいの規模に達すると予想している。