『「いいね!」は人を甘やかす? :研究結果』(WIRED.jp),
「親しい友人は敵なのか? オンラインのソーシャルネットワークと自尊心および自制心」と題して『Journal of Consumer Research』誌に発表されたこの研究によると、Facebookのフィードを閲覧することは自尊心の上昇をもたらしうるが、それはFacebook上の友達とすでに親密な関係を築いている場合に限られるという。
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研究の最後の実験では、Facebookの閲覧によって自尊心の上昇と自制心の低下を示した被験者は、BMI(「肥満度」を表すボディマス指数)が高く、クレジットカードの負債額も多い傾向にあることが明らかになった。「Facebook上の友達と現実世界でも親密な関係にあり、Facebookを頻繁に利用する人」は、「Facebookを頻繁に利用するが、そこでの友達とはほとんど面識がない人」や、「Facebookをそれほど頻繁に閲覧しない人」に比べて、BMIが高く、大食しがちで、クレジットカードの負債額が数百ドル多いという結果が出たのだ。