『TEDxブランドに害をなす「擬似科学」』(WIRED.jp),
TEDは米国時間7日、同組織の派生コミュニティであるTEDxのブログで、イヴェント運営者に対して注意を促す記事を掲載した。同コミュニティのイヴェントで科学的に正しくないアイデア(疑似科学)が流布されることに懸念を示したこの記事には、こういったチェックを怠ってイヴェントを行った場合、ライセンスの取り消しもありうるとの警告も書かれている。
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「講演者の話が科学的に正しいかどうかを判断するのは、聴衆ではなくイヴェント運営者がやるべき仕事です」とステインとマクマナスはブログに記述している。
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たとえば、アンドリュー・ウェイクフィールドが自閉症とワクチンの関係を語った昨年のスピーチは、けっきょく正しくなかったことが判明しました。正誤の調査が行われている間も、多くの子供たちがワクチンを受けなかったかもしれず、彼らはこの結果、重大な病気にかかる可能性もあるのです」(同ブログ投稿より)