「Webページをコピペ」「社内メールを悪用」——「標的型」だましの手口』(ITpro),

今回IPAでは、実際に受信した標的型攻撃メールや、IPAに届け出や相談のあった攻撃メールから、ユーザーをだますために使われている手口をまとめ、公表した。
IPAが報告した手口は以下の4種類。
(1)Webなどで公表されている情報を加工して、メール本文や添付ファイルを作成する
(2)組織内の業務連絡メールを加工して、メール本文や添付ファイルを作成する
(3)ファイルを添付せずに、不正なサイトへのリンクをメール本文に記載する
(4)日常会話的なメールを数回繰り返して、メール受信者の警戒心を和らげる
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4)の事例では、標的としたユーザー(社員・職員)に、最初はテキストのみのあいさつメールを送信する。心当たりがないとする標的ユーザーからの返信には、「以前食事したことがある」旨を送信。何度かテキストメールでのやり取りを繰り返した後、「一緒に食事したときの写真を送る」として、PDFファイルのウイルスを添付して送信。受信した標的ユーザーはファイルを開いてしまい、ウイルスに感染したという。
自分の行動履歴1を日時単位で取っておいて適宜確認しないと引っかかりそうだな…


  1. 会った人や場所を含む. ↩︎