東日本大震災:「古代湖」内の被害突出 福島「郡山湖」』(毎日新聞),

郡山湖は同県郡山市から矢吹町まで南北に広がっていた巨大な湖で、推定で猪苗代湖(約103平方キロ)の少なくとも3倍以上と考えられている。地層から約2万3000年前までに大部分は泥で埋まったとみられるが、一部はその後、沼地になっていたという。
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小林さんは地盤の軟弱な河川周辺ではなく、一般的に地盤が硬いはずの台地に被害が集中したことに疑問を持ち、4月中旬に現地調査を実施。同じ内陸部でも、被害が郡山湖の範囲内に集中しており、特に沼地跡の周辺や河川の跡で被害が大きかったことを突き止めた。一方で湖岸の外側にあたる郡山市の緑ケ丘ニュータウンなど、湖から外れた場所では目立った被害はないなど明確な差が出た。
興味深い…

P.S.1
リンク先記事中の「今月下旬の学会」は「日本地球惑星科学連合2011年大会」であり,発表は『「福島県中通り中央部における第四系と地震被害との関係について」(小林 達也)』(PDF)らしい…


  1. 2011年5月25日 ↩︎