Windowsのサポート終了に伴う過失責任(損害賠償責任)』(Cyberlaw),

このサポート終了は3年ほど前にわかっていたことなので,3年前には予見可能であり,かつ,この3年間に(システム更新などにより)結果を回避することが可能であったと理解することができる。
このような場合,結果を回避しなかったことは,単に過失というレベルを超えている。現実に認識があったのに対処しなかった場合には,不作為による故意責任を問われても反論の余地がないだろうと思う。また,現実に認識がなかった場合には,故意責任を問うことはできないが明らかに重過失があるといえる。
つまり,損害賠償責任を逃れる方法はない。