『特殊な日本の燃費基準 エコカー開発の方向を歪めないか』(ECO JAPAN),
日本では「10・15モード」でも「JC08モード」でも、基本的には市街地走行を想定して計測される。しかし、欧米では市街地と高速を分けて燃費表示し、さらに混合モードとして市街地と高速走行をミックスした燃費性能も表示される。しばらく前にどこかで読んだ自動車雑誌1にも,オプションをつけてわざと重くして減税対象にするという裏技が載っていたな…
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日本の燃費制度との関連で、もう1つおかしな点を指摘しておきたい。国土交通省では、車両重量を細分化し、重量カテゴリー別にトップランナーを決め、燃費目標基準値を設定している。この制度ではおかしなことに、燃費が悪くなる重いクルマほど燃費目標が“有利”に設定されているのだ。
そのため、新型車の車重をわざわざ装備で重くするということが横行している。
車をなるべく安く買いたい人が読者層と思われる雑誌… ↩︎