『月例パッチによるWindows XPのダウンはマルウェアが原因』(Computerworld.jp),
同社の広報担当者ジェリー・ブライアント(Jerry Bryant)氏は同社の公式ブログで、以下のように述べている。
「システム上のマルウェアがこうした挙動を引き起こしている可能性がある。ただ、われわれは現時点では、ほかの原因が作用している可能性を排除しておらず、引き続き調査を行っている」
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Windows XPユーザーのパトリック・バーンズ(Patrick Barnes)氏は、問題を調査した結果、同氏のシステムの1台に見つかった「TDSS」という悪意あるルートキット・プログラムが原因であることを突き止めたとしている。
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ロシアのセキュリティ・ベンターKasperskyでウイルス対策研究を務めているロエル・スカウウェンバーグ(Roel Schouwenberg)氏は、「TDSSは巧妙な技術によってOS上で自身を隠す。そのため、多くのウイルス対策プログラムは、このルートキットをなかなか検出できない」と指摘する。