なぜ仕事の早い人は酒や煙草にはまるのか』(プレジデントロイター),

時間割引率はそんな人間の「せっかち度」を測るモノサシでもある。
ここまでの結果から、もっとも時間割引率の低いグループは、煙草を吸ったことのない人(生涯非喫煙者)だろうと想像できる。ところが意外なことに、喫煙経験があるが、すでに禁煙に成功した人(過去喫煙者)が、もっとも時間割引率が低いのだ。
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一度煙草にハマった人が禁煙するのはそれなりに難しいはずだ。それを見事克服したということは、目先の欲におぼれないという人生の戒めを肌で覚えたということではないだろうか。その成功体験が、かつて高かったはずの時間割引率を大幅に下げたと考えられる。
私の場合,禁煙は全く難しくなかったのだが…