「PDFウイルスは簡単に作れる」、ユーザーはAdobe Readerの更新を』(日経BP PC Online),

実際、トレンドマイクロやフィンランドのエフセキュア、スペインのパンダセキュリティなどのセキュリティ企業各社は2008年以降、ウイルスを作成ツールが存在することや、ツールがアンダーグラウンドでやり取りされている実情を報告している。
前の会社に入社してすぐに「Adobe Reader1の更新をしている人は(管理者が)思っているよりもはるかに少ない」ということに驚いた.更新しない理由は「ウイルス対策ソフトが入っていれば大丈夫と思っている」,「とにかく,『(OK|了解)』ボタンは押してはいけないと思っている.だから,ソフトウェア更新のための『(OK|了解)』ボタンも押さない2」,「めんどくさい」などさまざまだったけど.

無料で配布されていて,更新に費用がかかるわけでもないソフトウェアでもそんな感じなので,このような人達は『YouTube、IE6サポートを段階的に廃止』(/.-J)のように,(サービス|機能)が全く利用できなくなるくらいのことをしないと更新しないのだろう…


  1. というか,ほとんどのソフトウェアについて言えるのだけど… ↩︎

  2. この人は過去に振り込め詐欺メイルに騙されて犯罪者に金を貢いだことがあるらしい.まさに「羮に懲りて膾を吹く」. ↩︎