今日の科学メモ:釘打ちの性差の科学』([ EP: 科学に佇む心と身体 ])経由で『夏になると公立校に通う子ども達の「成績が落ちる」 — 「高温ハラスメント」とすら呼べる現状』(日経BP Safty Japan),

普通教室への冷房設備設置率はわずか10.2%

公立の小中学校には、冷房設備(空調)はどの程度、設置されているのだろうか。文部科学省が部屋別に調べたデータがある(2007年度)。
【小中学校の冷房設備設置率】
学校開放諸室  54.6%
管理諸室    48.2%
特別教室    21.0%
普通教室    10.2%
学校開放諸室とは主にPTAなどが使う会議室や事務室だ。管理諸室とは、校長室、教員室など。これら大人専用の空間は、設置率が54.6%、48.2%なのでまあまあの数字だ。しかし、児童・生徒が学ぶための空間である特別教室だと21.0%、普通教室だと10.2%に留まっている。
私が通っていた公立1の小学校には冷房設備が設置されていた.その理由は「航空自衛隊の基地が近くにあり,ジェット機やヘリコプターの離発着の訓練の音がうるさくて窓を開けて授業ができないから」というものなのだが,実際にはどんなにうるさくても窓を開けて授業が行われていて冷房設備が使われた記憶がない.このような場合,冷房設備の設置費用は国が補助してくれるけど電気代は学校(つまり,自治体)持ちだから使(われ|え)ないという噂は聞いたことあるけど,あの設備はなんだったのだろう…


  1. 市立 ↩︎