「ドット・コム1」や".com"などのことではない.最近,「動詞の原型 + こむ」という表現を多用する人が増えているような気がする.先日も,音だけ聞いていたテレビ番組2で「(広告に見出しを)入れ込む」という表現があった.6年近く前に「消し込む」という表現を聞いて奇異に感じたのだが,ここしばらく,以前にはなかった「◯◯(込|こ)む」という表現が増えてきているような感じがするのは思い込みだろうか?

動作の意志性3や程度4を強調したいように思えるのだが,動詞の意志性やアスペクトの違いで分析・説明できるかな?


  1. あるいは,その駄洒落「どっと混む」. ↩︎

  2. 社会人の仕事の様子を紹介する番組. ↩︎

  3. 「消す」 vs. 「消し込む」.「入れる」 vs. 「入れ込む」. ↩︎

  4. 「作る」 vs. 「作り込む」.「叩く」 vs. 「叩き込む」.これらは,意志性の強さの違いのような気もする… ↩︎