なぜ無実の人が自白するのか:DNA鑑定は告発する』(EP: 科学に佇む心と身体).

これを読んで,浜田寿美男氏の「日本認知心理学会独創賞受賞講演」を聞いた際に印象に残った話を思い出したので,以下にメモしておく.

無実の人が自白してしまうことはある.なぜなら「自分は本当にやっていないのだから,ここで(自分が犯人であるという)虚偽の自白をしてしまっても,その後の(警察などの)捜査や裁判で自分が無実であることは容易に証明(される|できる)」と考えてしまうからである.

皮肉なのは,警察や司法を全く信頼していなければ,そのような心境になることはないだろうという点…