外国語:文法習得は老若と無関係?左脳「下前頭回」が影響』(毎日jp),

年齢や習得期間に関係なく、左こめかみの裏側付近にある「下前頭回」と呼ばれる大脳皮質の一部の体積が、右脳の同じ部位より大きい人ほど文法テストの成績が良いことが分かった。
(snip)
生まれて初めて覚える母語と、成長してから習得する外国語では、学ぶ際の脳の働きは異なる。
(snip)
この部位が大きいから文法能力が高いのか、文法能力が高いから部位が大きくなったのかは不明という。
この部位の体積の違いが言語獲得1には影響しないようなので2,言語獲得と第二言語習得3とは全く異なるという説をサポートする話なのだろう…


  1. 母語の習得.脳機能障碍が無ければ,どのような子供も可能だと考えられている. ↩︎

  2. 被験者は中高生・留学生ということなので,最低でも学校に通える程度の(母語の)言語能力を持っていると考えられる. ↩︎

  3. 母語以外の自然言語を使えるようになること. ↩︎