Ullman先生からのアドバイス』(Leo’s Chronicle),

(この文章は、Ullman先生に許可をいただいて翻訳し掲載しているものです。記事の掲載を快く承諾してくださったUllman先生に感謝)
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やってはいけないこと
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「論文の最後の章を見ろ。そこには常にopen problem (まだ解かれていない問題)のリストがある。その中から1つを選んで研究し、ほんの少し発展させられるまでそれを続けるんだ。そして、その小さな成果について論文を書き、最後に必ずopen problemの章を入れるのを忘れるな。そこに、君ができなかったことを全部書くんだ」、という具合だ。
不幸にも、この論文の書き方は、今でもあちこちで行われており、凡庸な研究を助長している。そして、研究というものが、他の誰かの仕事に小さな成果を付け加えることだという幻想を生んでしまっている。
分野にもよるのだろうけど…