ウチのシステムはなぜ使えない — SEとユーザの失敗学』(岡嶋 裕史. 光文社, 2008)を読み終わった.帯には,

SEに痛い目に遭わされたユーザ、ユーザの無理難題にぶち切れたSE、ともに必読!
と書いてあるのに,あとがきには,
ところで、本書をSEの人が読んだらと思うとぞっとするほどである。そんなことはないと思うが、何かの錯誤で本書を手にしたSEの方がおられた場合、「まあ、こんな奴いるよね。俺は違うけど」といった心構えで読んでいただければ僥倖である。
と書いてある.私の感想としては,ユーザ,SEのどちらにとっても読む価値がほとんど無い本. ところで,この本には「35歳SE定年説」があると書かれているが,プログラマではなく,SEにも35歳定年説があるのか?