また一つWEPが破られていく』(ITpro),

WEPのぜい弱性がこれだけ公表されているにもかかわらず,いまだにWEPプロトコルは世界中で広く使われている。米EMCの事業部門であるRSAセキュリティが実施した「Wireless Security Surveys」(無線セキュリティ調査)によると,米ニューヨーク州ニューヨーク市の無線アクセス・ポイント運営業者のうち暗号化方式をWEPからWi-Fi Protected Access(WPA)などのより高度なものに変えたのは49%にとどまったという。
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ユーザーのなかには「WLANのセキュリティはWEPで十分確保可能」と考える人がいて,その理由は理解できる。こうしたユーザーは「暗号を利用しないよりはまし」と認識しているのだ。

cf. 『「104ビットのWEPを60秒足らずで破る」論文が公開』(@IT)…