FreeBSDports/www/operaports/japanese/kinput2-cannaという組合せで,Googleなどの検索フォームに漢字1を入力するためのメモ.

  • Operaをmakeする際に"WITH_SHARED=true"2として,Qtライブラリports/x11-toolkits/qt33を用いる.
  • 環境変数XMODIFIERSの値を"@im=kinput2"にセットする.tcshを使っている場合は,$HOME/.tcshrcに
setenv XMODIFIERS @im=kinput2

を書いておけば良い.

  • カーソル位置(入力フォーム内)に変換候補を出したければ,$HOME/.qt/qtrcに
[General]
XIMInputStyle=OverTheSpot

を書いておく.

  • Operaの起動前にkinput2を起動する.あるいは,$HOME/.xinitrcなどに
/usr/X11R6/bin/kinput2 -canna &

を書いて,Xの起動時にkinput2が起動するようにしておく.

  • キー・アサインを変更していなければ,[Shift] + [Space]で漢字入力3のON/OFFが切り替わる…

  1. というか,日本語文字列. ↩︎

  2. デフォルトはtrue.makeの最初に表示されるオプション選択画面の"Use a shared Qt library (instead of static)“にチェックが入っていれば良い. ↩︎

  3. kinput2 ↩︎