風邪が治らないので,家でおとなしく『ソフトウェアの匠 — プログラミング言語からソフトウェア特許まで日本の第一人者が技術の核心を解き明かす』(まつもと ゆきひろ他. 日経BP社, 2004)を読む.

「羽生田 栄一のオブジェクト論」(第2部 第1章)で「オブジェクト指向的な分析に認知言語学1の概念を用いると有用だ」と言っている. 認知言語学の提出するモデルの実在性や妥当性を問わなければ,説明概念としては結構役に立つものなのかも知れない2


  1. Lakoff流の… ↩︎

  2. でも,基本的に私はChomskyanなのだが… ↩︎