学校がフリーソフトウェアだけを使用すべきなのはなぜか』(SourceForge.JP Magazine)1

学生がソフトウェアの作成方法を学ぶには、多くのソフトウェアコードを読み、また多くのソフトウェアコードを書く必要がある。
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学生は、自分たちが使用するプログラムのソースコードを見てみたいと強く思うようになる。
プロプライエタリソフトウェアは、こうした知識欲を拒絶している。「あなたが知りたいことは秘密です–それを学習することは禁止します」というのである。これに対し、フリーソフトウェアはすべての人の学習を奨励する。
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もうひとつの理由は、これよりさらに深い理由だ。私たちは、学校が基礎的な事実と有用なスキルを学生に教えることを期待するが、それだけが学校の役割ではない。学校の最も基本的な使命は、よい市民、よい社会人になること、助けを必要とする人に協力することを教えることだ。これは、コンピュータの分野ではソフトウェアの共有を教えることを意味している。
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学校がインストールしたソフトウェアはすべて、学生がコピーして家へ持って帰ることができ、さらに再配布することができなければならない。
Stallmanらしい考え方だ…


  1. リンク先の記事が消えていたので,別の場所にあった同じ内容の記事に新たにリンクした(2011年6月30日). ↩︎