STAP細胞騒動

『STAP騒動、Nature誌がつけるべき落とし前』(JBpress),実は、幹細胞の分野では再現性がないため“消えつつある”幹細胞がすでにいくつもある。 (snip) 科学界では消えつつあっても、話題になった研究は一般の人々の記憶に残る。それが、科学的根拠に乏しい幹細胞治療がはびこる一因にもなっている。 (snip) こうした事情もあり、わざわざコストをかけてでも、きちんと否定する論文が幹細胞の分野では出始めている。 (snip) きちんと否定しておかないと、「実はできていたんですよ」などと言って、あやしげな治療に名前を使われかねない。データを載せて失敗を報告した論文は、こうしたときに武器になる。

October 6, 2015 · Ryusuke KIKUCHI <ryusuke.kikuchi@gmail.com>