BadUSB

『記者は「BadUSB」を試してみた、そして凍りついた』(ITpro),以前流行した、Windowsの「オートラン(Autorun)」の仕組みを利用して、USBメモリーにコピーされたマルウエアを自動起動するようなものとは根本的に違う。USBメモリーのストレージ領域にはマルウエアどころかただのファイルさえ存在しない。 (snip) しかも見た目はUSBメモリー、USBデバイスごとに割り当てられたID情報なども元のままである。一応、デバイスマネージャを見ると、HIDデバイスが一つ増えていることが分かるが、エンドユーザーは会社のPCのデバイスマネージャなど下手すると一生に一度も見ないだろう。USBメモリーならまだ挿したことが分かりやすいが、マウスやキーボードなどに仕込まれる可能性などもある。

November 12, 2014 · Ryusuke KIKUCHI <ryusuke.kikuchi@gmail.com>