OCN ID/Password漏洩の原因

「OCN認証ID・パスワード流出、ロジテック製ルーターの脆弱性を突かれた可能性」(Internet Watch),OCNでは6月、第三者によるOCN認証ID・パスワードの不正利用が確認されていたが、その流出元が、ロジテック株式会社製の無線LANルーターである可能性が高いことが判明したという。該当する製品は、2009年発売のIEEE 802.11n/b/g対応無線LANルーター「LAN-W300N/R」、その簡易包装版である「LAN-W300N/RS」、同ルーターとUSB無線LANアダプターのセット「LAN-W300N/RU2」の3製品。 (snip) 3製品の脆弱性は、ルーターのアクセス制限に不備があり、インターネット側からルーターの管理ページにアクセスされてしまうというもの。ルーターに設定されているPPPoEの認証IDや認証パスワードなどのISP接続情報が、攻撃者によって取得されたり、変更される可能性がある。 この脆弱性についてはすでに2012年5月の時点で公表されており、ロジテックでは脆弱性を修正したファームウェアを公開。 (snip) また、今回はOCN認証ID・パスワードの流出元だったことが判明したかたちだが、他のISPの会員も3製品のユーザーは確認が必要だ。

August 20, 2013 · Ryusuke KIKUCHI <ryusuke.kikuchi@gmail.com>