CFC濃度
『オゾン層が回復傾向に、国際協定の効果』(ナショナル ジオグラフィック),1987年に採択された「オゾン層を破壊する物質に関するモントリオール議定書」(モントリオール議定書)により、エアゾール缶などでのクロロフルオロカーボン(CFC)の使用は段階的に廃止に向かっている。 (snip) では、オゾン層の破壊は止まったのだろうか。科学者によると、大気中のCFC濃度が80年代以前のレベルに戻るのは、2050年以降になる見込みだという。CFCが完全に分解されるまでには100年ほどの時間が必要なためだ。しかし、大気中の濃度は年々減少し続けている(グラフ参照)。