スペース・デブリ

『ロシアの衛星、中国の気象衛星「風雲1号C」由来のデブリと衝突』(sorae.jp),風雲1号Cは中国が1999年に打ち上げた極軌道(地球を南北に周る)気象衛星で、老朽化によって運用を終了したのち、2007年1月11日に衛星破壊実験の標的として利用された。その結果約3000個もの破片(スペース・デブリ)が軌道にばら撒かれることとなり、くわえて風雲1号Cが周回していた軌道は高度800km辺りと比較的高く、発生したデブリは今後も長期に渡って軌道に留まり続け、他の衛星を脅かし続けることになる。

March 10, 2013 · Ryusuke KIKUCHI <ryusuke.kikuchi@gmail.com>