Brain Activity Map Project

『脳地図の完全解明を目指す、オバマ大統領肝煎りの重要プロジェクト』(WIRED.jp),ヨーロッパのHuman Brain Project(12億ユーロをかけて開発される人工脳:日本語版記事)が脳科学版のCERNと呼ばれているならば、オバマ大統領の肝煎りで進められているアメリカ版の類似のプロジェクト(一部のみではあるが)は、『ニューヨーク・タイムズ』が書いているように、かつて遺伝子学の分野で「Human Genome Project」によって行われたのと同じことを、脳科学において目指すものとなっている。 (snip) この野心的なプロジェクトの目標は、脳地図を作成して、アルツハイマー病やパーキンソン病のような脳変性疾患において見られる作用やメカニズムの解明を試みることにあるようだ。新しい治療法の開発に有益な情報のバックグラウンドをつくり出すことも目指すだろう。

March 4, 2013 · Ryusuke KIKUCHI <ryusuke.kikuchi@gmail.com>