恐竜絶滅の原因

『恐竜絶滅の原因は卵生だったから、研究論文』(AFPBB News),何千万年もの昔に陸上を闊歩(かっぽ)していた恐竜が大量絶滅したのは、赤ちゃんではなく卵を産むその繁殖方法に原因があったとする論文が、18日発行の英国王立協会(British Royal Society)の専門誌バイオロジー・レターズ(Biology Letters)に発表された。 (snip) 論文の共同執筆者のスイス・チューリヒ大(University of Zurich)のMarcus Clauss氏はAFPに対し、成長過程の幼竜たちは他種の同じサイズの成体と餌を奪い合う必要があったと説明した。 これによって自然界での小・中型動物のカテゴリーは「満員状態」となり、小型恐竜が繁栄する余地が無かったのだと、論文は説明している。 (snip) Clauss氏によれば、哺乳類の赤ちゃんは恐竜ほど小さく生まれるわけではなく、さらに母乳で育つために他の動物と餌を奪い合う必要が無かったという。つまり、隕石衝突後の過酷な環境にも適応し、進化することができる小型哺乳動物が存在していたということになる。恐竜の仲間だった鳥類も、新環境に適応できた小型種だった。興味深い…

April 19, 2012 · Ryusuke KIKUCHI <ryusuke.kikuchi@gmail.com>