多くのiOSアプリがアドレス帳を無断送信していた
『多数のiOSアプリがアドレス帳を無断送信していた問題、アップルは改善を約束』(Engadget日本版),iOSではそもそも連絡先や予定といったユーザーデータへのサードパーティーアクセスに対する明示的なパーミッション管理の仕組みがなく、プライバシー保護は文書の形のガイドラインと、「悪質なアプリはアップルが App Store の審査で落としてくれるに違いない」という期待を前提にしています。 このため実際のアプリの挙動は開発者の良心あるいはプライバシー意識に依存しており、この1週間に名前が挙がったアプリにも、ちゃんとユーザーに対して「当社のサーバに送信します」と説明するもの、「友人にこのアプリを紹介しますか?」などと説明になっていない説明があるもの、あるいは使い始めた途端に無断で丸ごと連絡先をアップロードする最悪パターンまで、さまざまな種類がありました (分類とアプリ名はたとえば The Verge のこちらの記事が参考になります)。 (snip) アップルは「将来のソフトウェアアップデートで」改善すると予告しているものの、具体的な提供時期について、あるいはインストールしただけで許可も説明もなく個人データをアップロードするような「ガイドライン無視」アプリについてどう対応するのかについてはコメントしていません。