CVE-2011-1910 (ISC BIND 9)

『(緊急)BIND 9.xのネガティブキャッシュ機能の実装上のバグによるnamedのサービス停止について』(JPRS),BIND 9.xのネガティブキャッシュの取り扱いには実装上のバグがあり、namedのリモートからのクラッシュ(サービス停止)が可能であることが、開発元のISCより発表されました。本脆弱性により、提供者が意図しない、名前解決サービスの停止が発生する可能性があります。 かつ、本脆弱性を利用した具体的な攻撃方法が既にインターネット上で公表されていることから、該当するBIND 9を利用しているユーザは、関連情報の収集や緊急パッチの適用等、適切な対応を速やかに取ることを強く推奨します。

May 27, 2011 · Ryusuke KIKUCHI <ryusuke.kikuchi@gmail.com>

偽の記憶

『広告で生まれる「ニセの記憶」:研究結果』(Wired Vision Japan),この研究によると、鮮烈なイメージを与える広告は、それを見る人の海馬(長期記憶の形成に関わる脳の部分)をだまし、「テレビで見た場面」を「実際に起きたこと」と勘違いさせる上で驚くほどの力を発揮するという。 (snip) そしておそらく最も厄介なのは、被験者たちがこの「作られた記憶」を、「現実の体験」として強い確信を抱いていた点だろう。彼らは、良い宣伝を見たからこのポップコーンが好きになったのではなく、食べてみたらおいしかったから好きになっていた。 (snip) その謎を解くカギは、「記憶の再固定化」(memory reconsolidation)という、近年主張されている気掛かりな理論にある。 (snip) すなわち、記憶とは、常に変わらない情報が蓄積されているわけではなく、常に変化する「プロセス」であることが明らかになってきているのだ。いわば、思い出すたびに書き換えられるファイルのようなものだ。何かを思いだせば思い出すほど、記憶の正確さは失われて行く。 記憶の確かさと感じられるものは、あくまで、それを最後に思い出した時点での確かさでしかない。記憶の元になった刺激が存在しないため、想起される記憶は変化している。そして、「実際に記憶している内容」から、「記憶したいと思っている内容」に近くなっていく。

May 27, 2011 · Ryusuke KIKUCHI <ryusuke.kikuchi@gmail.com>

M理論

先日図書館で借りた, 『ホーキング、宇宙と人間を語る』(Hawking, Stephen & Mlodinow, Leonard. 佐藤 勝彦[訳]. エクスナレッジ, 2010) を読んだら,「M理論」が面白そうなので,まず, 『次元とはなにか — 0次元から始めて多次元、余剰次元まで、空間と時空の謎に迫る!!』(矢沢 潔・新海 裕美子・Horeis, Heinz. ソフトバンククリエイティブ, 2011) を購入してきた…

May 27, 2011 · Ryusuke KIKUCHI <ryusuke.kikuchi@gmail.com>