発癌性物質

『ラットにエコナ成分大量投与、発がん性物質に 花王実験』(朝日新聞),実験では、ヒトが日常生活で料理に使ったエコナを口にした際、体重1キログラムあたり、1日に摂取すると推定される量の4600倍のグリシドールリノール酸エステル(GEL)をラットに投与した。 (snip) ただし、実験では、通常の摂取に比べれば膨大な量を与えており、ヒトが普段の食生活でこれだけの量を口にする可能性はない。「◯◯を食べると癌になる」の類の話の多くは,これと同様に実験動物に(人に換算すると)膨大な量を摂取させたら癌になった,という話に尾ひれがついたもの1が多いらしい… あるいは,重要な前提条件が忘れられているもの… ↩︎

August 26, 2010 · Ryusuke KIKUCHI <ryusuke.kikuchi@gmail.com>