Wi-Fi Spotとプライバシー
『WiFiスポットでの「傍受」:Googleと児童ポルノ問題』(Wired Vision Japan),Google社は、6月9日付(米国時間)で米国議会に寄せた文書(PDFファイル)の中で以下のように述べている。「オープンアクセスが可能な状態(すなわち、暗号化によって保護されておらず、誰もが自分のデバイスを介してアクセスできる状態)に設定されているネットワークからペイロードデータを収集することは、米国の法律に抵触するものではないと当社は判断している。ただし、合法であることと、適切な行為であることとは、あくまで別問題だ。今回のペイロードデータの収集は誤って行なわれたものであり、当社はこれを深く陳謝する」 (snip) 一方、オープンなWi-Fiネットワークは、児童ポルノの所有者を逮捕するきっかけにもなった。 (snip) 令状なしでコンピューターの中身を捜索することを支持する理由として、米連邦政府は、暗号で保護されていないWi-Fiネットワークの場合、プライバシーの問題は存在しないとの見解を示している。