幼少期の貧困と生理的ストレス

『脳の形成に貧困やストレスが影響、記憶力を阻害』(Wired Vision Japan),低所得層および中所得層の学生における認知力の発達を扱った長期の研究で、子ども時代の貧困と生理的ストレス、そして成人になってからの記憶力との間に強い結びつきがあるという結果が発表された。 (snip) 「収入と学力に格差を引き起こす原因として考えられるのは、低所得層の成人におけるワーキングメモリ障害だ。これは、幼少時のストレスで脳に受けた損傷によって引き起こされたものだ」と両氏は論ずる。 (snip) この研究結果は注目に値するものではあるが、まだ追試もなされていないし、なお精度を高める必要性もある。「実際のところ、原因となる事象のどれがストレスを生むのかもはっきりさせていない」と述べるのは、ペンシルベニア大学の精神生物学者、Kim Noble氏だ。興味深いけど…

April 13, 2009 · Ryusuke KIKUCHI <ryusuke.kikuchi@gmail.com>

Books

『数のはなし — ゼロから∞まで』(Crumpacker, Bunny. 斉藤 隆央・寺町 朋子[訳]. 東洋書林, 2008) 『ソフトウエア開発 55の真実と10のウソ』(Glass, Robert L. 山浦 恒央[訳]. 日経BP社, 2004) を購入した…

April 13, 2009 · Ryusuke KIKUCHI <ryusuke.kikuchi@gmail.com>

Book

『人間はウソをつく動物である — 保険調査員の事件簿』(伊野上 裕伸. 中央公論新社, 2009)を購入した…

April 10, 2009 · Ryusuke KIKUCHI <ryusuke.kikuchi@gmail.com>

ツケ

『ムダと一緒に捨てたもの』(思索の副作用),こうした状況に危機感を抱いてか、「作家さんからのコンタクトが増えた」という話を美術商の方からよく聞く。「私、どんなものを作ったらいいんでしょう」と聞かれるのだという。「でも、うかつに答えられないんだよね。適当なことを言って『その通りに作ったから買ってくれ』とか言って持ち込まれても困るし。そもそも、美術商にはバイヤーとして商品を選ぶ機能はあっても、製作側にまで踏み込んで行ってプロデュースする機能はないんです」。大資本を保有するものに「持つものとしての責任」を問わずとも、かつては問屋に限らず社会全体が、大きな組織も小さな組織も身の程に緩衝材としての機能を果たしていたという話を聞いたことがある。例えば、「ツケ」という制度。米屋も乾物屋も支払いは盆暮の年2回だった。資金が底をついても、半年間は何とか食べるだけは食べていけたのである。 (snip) 手付金などという、職人さんたちにはありがたい制度もかつてはあった。特に注文製作の場合は、必ず半金程度を発注時に支払うのが習慣になっていたのだという。 そういえば,私が子供の頃はガソリンをツケで入れていた記憶がある. ツケの慣習が廃れるにしたがってサラ金が台頭してきたという印象があるけど,きちんとしたデータで検証できる1のかな? ...

April 10, 2009 · Ryusuke KIKUCHI <ryusuke.kikuchi@gmail.com>

Chicken Game

『地デジTV購入費の13%支援=上限3万9000円、景気対策で‐与党WT』(時事通信), 購入を支援するのは省エネ型の地デジテレビ。省エネ家電普及のための還元分5%に、地デジ推進分として5%、リサイクル料金相当分として3%を上乗せする。 やはり,この手の話が出てきた. そのうち誰かが「地デジへの移行が進まないのは録画機器への補助がないから」と言い出して,HDDレコーダーなどへの補助が始まったりするのだろうか?

April 9, 2009 · Ryusuke KIKUCHI <ryusuke.kikuchi@gmail.com>